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万券は重い [時事・ニュース]

─ギリシャ、デフォルトへ─
ギリシャのユーロ離脱の可能性が高まってますが、ギリシャ国内の世論でも「ユーロを離脱し、自国通貨での再建を目指し、債務についてはデフォルト(国債の債務不履行)をしよう」という流れが高まりつつあるそうです。
ギリシャのユーロ離脱は私も賛成です。
財政支援しているEU各国にこれ以上の無駄なギリシャ救済を続けさせて被害が拡大するよりかは切り離してしまった方が全体を守れるのです。
しかし、デフォルトについては反対です。
今まで救済の為に費やしたEU各国の資金(債権)がパーになってしまうのですから、ユーロ崩壊の原因になると思われます。
どのみちギリシャの先行きはもう残されていませんから、どうにもならないのですけどね。
良かったですよ、日本がギリシャに救済支援を行う前で。
債務不履行をした時点でギリシャの信用力はゼロになりますから、スラム化は避けられないと思います。

─万券の重み─
最近、私がネットで楽しみにしているのは知恵袋なんですね。
住宅関連のものを見ているのですが、建売なり注文住宅なり購入を検討している人の中にはお金に対する認識が甘い人が結構いると思うのです。
しかも、20代30代なら初めてのマイホームという事で多少浮き足立っても許される面はありますが、一部には40代半ばと思われる人がお金の事を考えていない人もいる事に驚きます。

例えば、家族でアパート住まいの40歳半ばと思われる男性の質問では、高校生の長男と長女が進学を迎える時期になろうとしているのに住宅ローンを組みたいとか言ってるんです。
これから大学なり専門学校なりの大金が出ていくのにマイホームはないと思います。

とある30代の自営業を営む男性は家族の為にと分譲一戸建ての購入をしようと頭金400万円を貯めたそうです。
400万円貯めたのは偉いですが、自営業5年目という事を考えずに分譲住宅購入の住宅ローン3000万円を銀行に申し込みをして審査だけでもとお願いしたら案の定通らず。
今度は購入価格を2500万円の分譲に変えて別の銀行で審査を通し落とされ、更に他の銀行でも落とされ、2200万円の分譲に申し入れ中とか。
こんなに審査を通して落とされていたら金融情報の開示回数が多過ぎて何でも落とされる流れを自分で作っているのも同然です。
一般のサラリーマンや公務員であれば年収の5倍・返済負担率は最大で35%までの借り入れは可能です。
車のローンや、クレジットカードの与信額も返済負担率に影響を及ぼしますので、家を買おうと思うのなら車は中古車を現金で購入し、使わないクレジットカードは解約するべきです。
余分な借入可能額(与信)や、現在の借金を無くすことで住宅ローンという厳しい審査に通るのです。
サラリーマンでもこれだけの努力が必要だというのに、30代の自営業者は頭金400万円だけで強気に3000万円のローンを組もうとしているのです。
自営業の倒産・廃業の多さや、収入の不安定は住宅ローンを組む際にサラリーマンよりも厳しく審査されますから、借入額を年収の3倍までや、1千万円を超える所得や、預貯金が1千万円を超えている人でないと組めません。
UR都市機構のUR賃貸マンションというのがありますが、あそこに入居できるのは基本的には勤め人です。
自営業が入居するには常に預貯金残高が1千万円を超えていないと入居できません。
この不景気ですから貸し倒れるリスクの高い人には厳しい環境下なのです。

ある20代女性は住宅を購入するのに頭金を沢山入れたいと考え、夫の年収400万奥さんの年収280万円を3年間で800万円を貯めてから購入したいと思っているというのもありました。
私の経験上、海外赴任のような高給を除いて、日本で一般的な給与で勤務している限り1年間で100万円を貯めるのが限界だと思っています。
3年間で800万円を貯めるとか無理です。
おそらく、100万円の重みを知らない人なんだと思いました。
100万円で自殺をする人もいれば、100万円で助かる人もいますし、100万円単位を簡単に稼ぐ人もいる一方でそういう人は100万円をあっというまに失うリスクを負っている、という事を知らないのです。
だから簡単に3年で800万円とか言えちゃうんです。
1万円を支払うのに必要な動きは指先だけですが、1万円を稼ぐのには体全体か頭フル回転で動かないと手に入らないのです。
1万円の重みも分かっていないように感じました。

子供手当やら、消費税増税やら、民主党も負けず劣らずに万券の価値を知らないのでしょうけどね。

─資金計画は多く見積もろう─
私のH23年度の年収は560万円でしたが住宅ローンを組む際に私が借りれる住宅ローンは最大で2800万円という事になります。
でも私は基本給ベースでしか自分の所得は考えていませんので、基本給だけだと年収は400万円です。
400万円で借りれる住宅ローンは2000万円です。
なので、私は住宅に絡むお金のあらゆるものを諸費用に組み入れて諸費用だけで500万円近い金額となりました。
残りを家屋に充てると1500万円の家しか建てられません。
大手ハウスメーカーではとてもじゃありませんが無理です。
そこで中堅ハウスメーカーを選び、ローンを100万円増やして2100万円・ボーナス払い無しの35年で都銀本店から借り入れました。
100万円増やしたのにはどうしても拘りたかった、トイレのタイル張り・廊下と水回り部の異厚複層ガラスの内窓・手洗い専用コーナー(INAXセレビオ給湯栓付き)、1F2Fトイレの便器をINAXアステオで統一、という理由からです。
どうしても欲しかったんです。
毎月の支払額は支払支援保険を含めて6万円ジャストになるようにしました。
頭金は200万円ですから、地盤調査地盤改良費・登記簿登録の司法書士報酬・水道引き込み料・つなぎ融資費用などなど全ての総額を含めて2300万円です。
フラット35で借り入れた場合は諸費用を住宅ローンに入れられず別途諸費用ローンを組まないといけません。
二重ローンを避けたかった私はこの時点で銀行から直接借り入れる事に決めました。
銀行の住宅ローンでは諸費用も含める事ができるのです。
更に銀行ローンでは団体信用保険の掛け金が銀行持ちとなるのでお得感があります。
繰り上げ返済もフラット35では100万円単位ですが、銀行なら万単位で繰り上げ返済が可能ですし、繰り上げ返済の事務手数料も銀行は無料だったり安かったりとメリットが目立ちます。
100万円を貯める事の難しさを考えたら銀行から直接借り入れる方がリスクが小さいと思うのです。
審査の厳しさを緩い順に書くと、フラット35→信金・地銀→都銀となります。
信金・地銀の金利よりも都銀の金利の方が少し安く済むのですが、都銀で借りれるお客さんが上客ゆえの優遇です。
もちろん、フラット35にも銀行融資にはないメリットが沢山ありますからどっちがいいかは借り方によると思います。
私の場合、幸いにも23区の隣の埼玉県の市に自己所有の不動産を持っていて建物代しかかからないので、もしも建売を購入するとしたら2300万円の物件が精一杯。
2300万円+諸費用ですから総額で2800万円。
これって私の返済負担率ギリギリの金額ですよ。
私一人の所得で支払いますから、300万円の与信を残して、家は総額で2500万円が精一杯です。
私の建築中の家の市内なら2500万円の建売物件はありますね。
2300万円と2500万円では200万円の差しかないと考えた人もいると思います。
けど、そこが甘い。
100万円の価値・100万円の重みを私は知っているので200万円の差はとても大きいのです。
ただ、私の場合は自分の土地に建てる必要があったので狭いけど注文住宅になったんですけどね。
けど、私一人だけが住む(今のところ)私専用仕様。
ザ・マイホーム。
三菱のジェットタオル(ミニ)もあります!
住む場所を失うほど悲しいものはありません。
ギリシャになってはいけません。
先日、銀行からの1度目のつなぎ融資が実行されたのですが、家の完成は待ち遠しいけど、借金の重みはすごいものがありますね。
住宅ローンを組んでから思うようになったのは、財布に1万円が入っているというのは贅沢な事なんだなーと感じるようになりました。
私も万券の重みをもっともっと感じれるように、精進したいと思っています。
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